ワルイナミダ統括本部長・児島の、Yシャツネクタイ(人への礼儀・凛として生きる姿)とボクサーパンツ(内面の吐露・思い出にすがる自分)の、相克の歴史。
by thewaruinamida
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2007年 05月 15日 ( 2 )

大矢君について/2

下から続く(2夜連続長文)。

で、勘のいい読者はもうお気づきであろうが、俺がどこに属していたかというと、
筋金入りの8、である。

クラス分けによっては、しゃべる人間が一人も居なくなる、綱渡りの高校生活。
それでもやっぱり、毎回2~3人は同じような奴が居て、我々は分かち合うように
時を貪った。
先日紹介した友達のゲイも、同じ種類に属する。

そして、大矢君、である。
彼もまた、「その他組」であり、水泳部の活動はそこそこやっていたが、[注]
基本的に、何も人生の楽しみを見出せず、少ない友達と下らなくも密度の濃い生活を送るような
人間である。


彼の特技は、広義のデザインである。
中学生の頃、勉強しようと入った図書館で延々と「日本ロゴ図鑑」的なものを
眺めていたり、暇さえあれば既存の素材をトレースして、フォントやロゴを作っていた。


そして彼は、自分の才能を無駄なところに使うのが好きな人間である。

インターネット黎明期に「くまのプーさんとアキヒロサン」という、プーさんがチェケラッチョー
ポーズをしているトップ画像のサイトを作り、
そこに「チバユウスケジェネレータ」という、文字を入力するとそれに全て濁点がついて帰ってくるというソフトをアップロードして周囲を驚嘆させたりしていた。


ある日、誕生日プレゼントに、様々なロゴのパロディで俺の顔や名前を表現したステッカーを
送ってくれた。
ある日、突然「Ryoscape Navigator」という、俺の名前をもじったブラウザを作っていたこともある。(ブラウザには世界地図が貼ってあり、リャオトン半島をクリックすると俺の顔が中国大陸に浮かび上がるというものだ)
「風邪引いて熱が出たけどオナニーしたらチンポが腫れた」という報告も受けた。

そして、彼の最大の取り柄は、顔が面白いということである。

そんな彼も、いまや卒業未定の大学院生である。
一時期waruinamidaのフライヤーを作ってもらったりしたが、あまりに頻繁に連絡が
取れなくなるので現在見合わせ中である。


俺の友達は、そんな奴らばっかりだ。


人生とはすこぶる、下らないものであり、そうあるべきなのだ。
ピース。


[注]「水泳部」や「卓球部」、「化学部」「将棋部」などの、サッカーで言うJ2クラスの部活動は、時として「その他組」の土壌となる。賢明な読者諸君はお気づきであろう
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by thewaruinamida | 2007-05-15 02:59

大矢君について/1

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誰あろう、俺の友達である。

高校時代、俺は友達が居なかった。
何故って、いわゆるクラスの中の「斜め組」だったからである。



俺は男子校に通っていたのだが、男子校のクラスの内訳は、以下に分類されると思われる。

1.オタク
言わずと知れた連中。
彼らがそのマニアック知識と個性で市民権を得るのはおそらく大学以降と思われ、
皆がものの「機微」を知らず容赦なく迫害する、不遇の時代である。
彼らの中にもヒエラルキーはあるようだが、深くは追求しない。

2.体育会系
「野球部の奴」「サッカー部の奴」という認識で見られている奴。
ツルむ仲間もその辺である。
クラス内ヒエラルキーは高いが、これと言って特徴の無い普通の奴であったりすることもしばしば。

3.社交系
部活そこそこ、他の学校行って女の子と遊んだりするのそこそこ、時には生徒会に張り切ってみたり、街に出ておっかなびっくり遊び場を探してみたり。
ウリは「行動力」の、世渡り上手型。

4.スーパーマン
英数国理社体育美術なんでもござれ、常に成績上位キープの万能型。
さすがに社交に割く時間は無いが、根本的に要領がよく、人当たりも良いので、
皆からも好かれていたりする。

5.ガリ勉系
4と似て非なるもの。
体育や美術の成績はあまりよくなく、日々を勉強に費やす。
対人関係は人によるが、ちょっと人当たりが悪いと皆にブーイングを喰らい、
名前が出ただけで「プッ」みたいな存在になる。
要領があまりよくない者も多く、結局勉強でも4にはかなわなかったりとかもして
悔しそうな表情を見せたりする。

6.トンパチ系
好戦的ではねっ返りが強く、殺戮衝動に溢れている。
日々面白いことを探しており、弱そうな教師や、1を容赦なく虐待。
時に「あいつヤクザと繋がってる」とか「暴走族」とか噂を流されたりするが、
真実かどうかは皆怖くて確かめない。
部活の幽霊部員で、たまにきて部室が「ざわっ…」というケース多し。

7.普通系
読んで字のごとく。
成績も普通、見た目もそこそこ、そして「いい奴」。
たまに6と仲良かったりして皆から一目置かれたりする。

8.その他
成績も良くなく、部活もやってなく、友達も少なく、殺戮衝動も強くない。
とりえや人生の楽しみを日々模索するが、結局何も見つからず、少ない友達と
ディープな世界を形成する。
たまに面白いことをやって、クラスでの存在感を一応発揮するが、それ以外では
グータラである。
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by thewaruinamida | 2007-05-15 02:47