ワルイナミダ統括本部長・児島の、Yシャツネクタイ(人への礼儀・凛として生きる姿)とボクサーパンツ(内面の吐露・思い出にすがる自分)の、相克の歴史。
by thewaruinamida
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2006年 11月 17日 ( 1 )

意地

同年代のバンドが、よく解散する。

22~24歳くらいになってバンドを続けている連中は、少し前に来た
"転機"で、それなりに自己解決をして、バンドを続ける決断を
した連中だから、上手いバンドも多いし、かっこいいバンドも多い。

こいつらはなんだかんだで、マイペースに活動してくんだろうな。
かっこいいじゃん、これから沢山絡んだら面白いこと出来そうだな。
順調にやってるなあ、これから益々かっこよくなるんだろうな。


そんなバンドが、終わっていく。

実際問題として、「あ~そうなんだ、残念だね」以上の気持ちが、僕にはある。
ハッキリ言って、嫌で嫌でしょうがない。

周囲の人間が誰も音楽やらなくなっても俺は音楽続けるし、解散したバンドにしたって、全員が全員音楽辞める訳じゃないのは百も承知だ。

でも、「横に並んでいる奴」が居なくなる気持ちって、何度味わっても、悲しい。


普通に就職する奴が居る。
何かでっかいことやりそうな奴が居る。
恙無くやっていきそうな奴が居る。

ほんの数年前は横並びの大学生だった奴らは、それぞれの役目を選び、それぞれの居る場所を見つける。
いつの間にか、周囲は年下か、大ベテランだらけになっていく。


「音楽やってるんですか?すごいですね」
「やりたいことやってるんだね、かっこいいね」
「いやー、俺も何か『これ』って言えるもんがあればな~」


何があるっていうんだろうか。
無茶苦茶気合入れた企画で、ほんの百何人動員して、それなりに皆から「かっこいいね」って言われるのがせいぜいな、ちっぽけなバンドだ。
それも、無くなってしまえば、全部おしまいだ。


俺は、金かけていい大学入れてもらって、留年して、散々グダグダな就活したうえ、小さな会社に入って、能天気に学祭なんかも出ちゃって、幸せな顔しちゃってる馬鹿だ。
社会的に折り合いがつけられるものなんか、何一つない。


今俺にあるのは、自分の思うことをやってやる、という、とてもちっぽけな
ひとつの「意地」だ。
報われるわけでもない、見返りがあるわけでもない。
ただ、その一つの気持ちだけは、誰にも汚されたくないという、小さなプライド。
それだけでしか、俺は生きてない。


俺は、自分の意地の為に生きている。
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by thewaruinamida | 2006-11-17 04:18