ワルイナミダ統括本部長・児島の、Yシャツネクタイ(人への礼儀・凛として生きる姿)とボクサーパンツ(内面の吐露・思い出にすがる自分)の、相克の歴史。
by thewaruinamida
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6月にCureを聴くという行為

これを、いま俺はブログに書こうとしている。

バンドマンのブログの文章というのは即ち、
1.事実を発火点にしているもの
2.思想、感情を発火点にしているもの
3.1と2の折衷

この3つに分かれると思うんだが、今回の主題に関しては、
7割くらい1だ。あとの3割が2であるというのは、その「6月にCureを聴くという行為」
というテーマを選択した時点でのそのチョイスの偏重性、というかぶっちゃけた話
キモさ、と言ったところに所以する。

でだ。
すれっからしの俺は、「6月にキュアーを聴くという行為」がどれだけ気持ち悪くて、
どれだけてめえのキャラに合わなくて、という事をとても知っている。
そして、さらに言えば、聴いてる瞬間の自分がほんとうにピュアーな気持ちになっている、
裏を返せば、とても人前には出られないような気持ちの悪い人間になっている、
ということも重々承知している。

こういう時自分は、そんな自分を脇から眺める第2の自分、という仮の人格を
発動させて「アハッ、6月にキュアーなんか聴いちゃって、この人キモーイ★」
的な具合に、ブログの文章をまとめようとする。
ようするに「落としどころ」って奴だ。

これは、ある意味では世慣れた行為でもあるし、いわゆる衝動だったり感じたことを
そのままさらけ出すっていう部分だったり、ぶっちゃけた話キャラ作り的な側面も含め、
ロックのヒロイズムからは恐らくかけ離れた行為、なのでは無いかとも思う。
要するに「こなれた文章書いてんじゃねーよバーカ」ということだ。

ただ一方で、こういう書き方を続けているうちに、自分はまた違った切迫感に襲われる。
要するにその、第1の自分と第2の自分、そのバランスが崩れてしまうことに
対する危惧だ。
内なる自分と外の世界を繋ぐ自分、いわば潤滑油的な働きを果たしていた筈の
「第2の自分」が、「ねえねえ、もっと軋轢の少ない、落としどころの作りやすい行動を
してくださいよ」と、「第1の自分」に、巧みに誘惑を仕掛けてくるのである。
自己内癒着、って奴だ。ゼネコンだゼネコン。自己製談合だ。

俺はもう、これに関しては断固として戦っていきたいと思う。
誰とか?要するにもう、「見えない敵」だ。2ちゃんねらーがよくやるアレだ。
それはウソで、自分との戦いだ、いわゆる。
相克って奴だ。相反するものが互いに争うって奴だ。

相克。
相克。
最近この言葉がとても好きだ。
思えば俺は昔から、相反する価値観を自分の中で抱えつつ生きてきた。
こっちが正しいような気がする、しかしそれはこの種の考え方に乗っかれば、の話で、
またある誰かから見ればそれは全く持って的を射ない考えなのかもしれない。
そういう時、常に俺は、迷うでもなく考えずに即決する訳でもなく、とりあえず自分の
中に2つの価値観を混在させるようにしてきた。
その結果頭の中が緊張感に溢れたものになる。
包含じゃないし、選択じゃない。ましてや、アウフヘーベンでもない。
相克だ。相克。いい言葉だ。

生活、身の回りでも沢山ある。
バンドマンであることと、しがないリーマンであることの相克。
頭で考えたモノと、身体が動くモノとの相克。
信念を持ちたい気持ちと、楽しきゃいいじゃんって気持ちの相克。

どれもこれも、安易に結論を出せるものでもあるまい?
抱えるんだ。そういう時は。鬩ぎあうんだ。ギリギリの緊張感でもって。
世の中には「抱え」が足りない。
無理を通して道理を引っ込め、道理を通して無理を引っ込める。
その繰り返しだ。

その感覚の延長線上で話を戻すと、要するに俺は、「キュアーを6月に聴く」という
テーマを元に、自己のバランスを変えようとしている。
それは、「バランスを取る」行為なのか?「バランスを崩す」行為なのか?
それすらも現時点では分からない。
分からなくたって、何一つ問題では無い、とも思っていない。

そして、ここまで回り道をした思考の結果、出た結論が「キュアー最高★」であったとして、
何も問題は無いはずだ。
よし、俺はイケる。そこにおいて覚悟を決める、俺は。
というか、むしろ皆さんで唱和すべきなんだと思う。

ということで、ご唱和ください。
「1・2・3、キュアー最高ッ★」
声が小さい!
「1・2・3、キュアー最高ッ★」
もっとォォ!
「1・2・3、キュアー最高ッ★」
カラフルにィィ!
「1・2・3、キュアー最高ッ★」取り消し線付きでェ!
「1・2・3、キュアー最高ッ★」
最後にもう一回オーソドックスにィィ!
「1・2・3、キュアー最高ッ★」


そして俺は今、掛け値無しに最悪の日記を書いてしまったという後悔の念で一杯である。
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by thewaruinamida | 2008-06-08 02:09
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