ワルイナミダ統括本部長・児島の、Yシャツネクタイ(人への礼儀・凛として生きる姿)とボクサーパンツ(内面の吐露・思い出にすがる自分)の、相克の歴史。
by thewaruinamida
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大矢君について/2

下から続く(2夜連続長文)。

で、勘のいい読者はもうお気づきであろうが、俺がどこに属していたかというと、
筋金入りの8、である。

クラス分けによっては、しゃべる人間が一人も居なくなる、綱渡りの高校生活。
それでもやっぱり、毎回2~3人は同じような奴が居て、我々は分かち合うように
時を貪った。
先日紹介した友達のゲイも、同じ種類に属する。

そして、大矢君、である。
彼もまた、「その他組」であり、水泳部の活動はそこそこやっていたが、[注]
基本的に、何も人生の楽しみを見出せず、少ない友達と下らなくも密度の濃い生活を送るような
人間である。


彼の特技は、広義のデザインである。
中学生の頃、勉強しようと入った図書館で延々と「日本ロゴ図鑑」的なものを
眺めていたり、暇さえあれば既存の素材をトレースして、フォントやロゴを作っていた。


そして彼は、自分の才能を無駄なところに使うのが好きな人間である。

インターネット黎明期に「くまのプーさんとアキヒロサン」という、プーさんがチェケラッチョー
ポーズをしているトップ画像のサイトを作り、
そこに「チバユウスケジェネレータ」という、文字を入力するとそれに全て濁点がついて帰ってくるというソフトをアップロードして周囲を驚嘆させたりしていた。


ある日、誕生日プレゼントに、様々なロゴのパロディで俺の顔や名前を表現したステッカーを
送ってくれた。
ある日、突然「Ryoscape Navigator」という、俺の名前をもじったブラウザを作っていたこともある。(ブラウザには世界地図が貼ってあり、リャオトン半島をクリックすると俺の顔が中国大陸に浮かび上がるというものだ)
「風邪引いて熱が出たけどオナニーしたらチンポが腫れた」という報告も受けた。

そして、彼の最大の取り柄は、顔が面白いということである。

そんな彼も、いまや卒業未定の大学院生である。
一時期waruinamidaのフライヤーを作ってもらったりしたが、あまりに頻繁に連絡が
取れなくなるので現在見合わせ中である。


俺の友達は、そんな奴らばっかりだ。


人生とはすこぶる、下らないものであり、そうあるべきなのだ。
ピース。


[注]「水泳部」や「卓球部」、「化学部」「将棋部」などの、サッカーで言うJ2クラスの部活動は、時として「その他組」の土壌となる。賢明な読者諸君はお気づきであろう
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by thewaruinamida | 2007-05-15 02:59
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