ワルイナミダ統括本部長・児島の、Yシャツネクタイ(人への礼儀・凛として生きる姿)とボクサーパンツ(内面の吐露・思い出にすがる自分)の、相克の歴史。
by thewaruinamida
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週末記/1

金曜は新宿ACBにany for delightというバンドのライブを見に。

俺がまだこのバンドを始める前、コンビニのバイトをしていた時代に、ドラマーの人と
知り合ったのがきっかけで、何度か見ている。
ついに1st音源を発売するということで、レコ発イベントに。



自分のようなものが語るのもおこがましい話で、僭越なんだけど。

バンドの世界には、世渡りが上手いバンドと下手なバンドがいる、
と言うのは、ライブハウスでバンド活動を始めてだいぶ経ってから気づいたことなのだが。
このバンドは、明らかに後者に入る。(いや、ほんとすんません)


ドラマー氏は、前のバンドの時代を含めて、もう5年以上は活動している(たぶん)。
すっかり周りのバンドが年下になり、そんな中でようやく漕ぎつけたレコ発。
某ozk曰く(彼はany for delightの写真を一番良く撮っている)、
「もうここまでになると、タワレコとか置かれてても信用できない(笑)」

対バンのRetromaniAも、ずーっと前に一度だけ見た。
当時とは全く違う音楽性になっていて、俺はライブが終わった瞬間「今のバンドなんて名前?」
と聞いていたぐらいだ。

なんというか、歴史あり、である。


そういうバンドが放つ、決して器用では無いんだけど何だかずしりと来る言葉を染みこませつつ、
まだ俺がサークルで呑気にコピバンをしていた時代のことを思い出していた。


ライブハウス通いの習慣も無く、根暗でちょっとチャーミング(本人談)な高校生だった俺は、
コンビニでバイトをはじめ、先輩にライブに誘われるという、きわめてありがちなストーリーをもって、ライブハウスに足を運んだ。

で、当時彼が出ていたライブハウスは、20000Vとかサイクロンとか、そうした泥臭い
ライブハウスで、バンド自体も、今のようなメロディーの立った音楽ではなくて、
グランジ風味の、強烈にダークな音楽をやっていた。

対バンを見ても、「これって音楽なのか…?」みたいな人たちがわんさか。
そして客を見ると、猛烈にノッている!
しかも見たこと無いようなノリ方で!
おっかねえ!

そう、いわゆる「東京感」を俺が初めて感じたのは、まぎれもなくこのときである。


まーまさか、俺らがそのライブハウスでイベントなんかやって、皆で飲み明かしたりするなんて
思いもよらなかったわけだけど。
”音楽とは思えない様な”音楽には、理由があり、生き様がある、って事を知ったのは、これから大体4年くらい後のこと、である。




俺がコンビニバイトを辞めて何年も経つ。
俺もあの人も、そんなには変わってないように見える。
でも、俺もあの人も、たぶん色んな事を知って、学んで、感じてきたんだろうなあ、と思う。
少なくとも、背中には”それ”が乗っていた。

また見に行きます。
レコ発おめでとうございます。
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by thewaruinamida | 2007-05-14 03:18
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