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ジャンケン理論難しく考える必要は無い。 たとえば、君たちがジャンケンポンをしたとき。 それは、「ジャン・ケン・ポン」でタイミングを計ってはいるが、実際のところ、皆の手が出るタイミングはバラバラだ。 微妙に先出しだったり、微妙に遅出しだったり。 そのタイミングが、何かのきっかけでピッタリと揃うときがある。 「ポン」と同じタイミングである必要は無い。 「ポン」の0.2秒先、「ポン」の3秒後、その異同は問わない。 ほんの小さなきっかけで、人間と人間の身体と身体が触れ合ったとき、僕たちはそれを「ロックンロール」と呼ぼう。 真実はそんなところにある。 誰がなんと言おうと俺はそう決めたのだ。 お前ら、とりあえずジャンケンしろ。
by thewaruinamida
| 2006-10-15 01:17
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